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知床とは? オホーツク海と太平洋に突き出た知床半島は、断崖絶壁の海岸線に囲まれ、中央には羅白岳、硫黄山などの知床山地がある。日本最北東端の知床岬を含む、半島先端部一帯が知床国立公園に指定され、自然のままの姿を多く残す日本最後の秘境で世界遺産。 知床とは、アイヌ語で岬を意味する「シレトク」だが、「シレカンライ」(地の果て)とも呼ばれていた。 また、知床は、北海道の北東端、網走支庁斜里町と根室支庁羅臼町にまたがって、基部の幅約25km、先端までの長さ約65kmの半島である。羅臼岳、硫黄山、知床岳などの山々と、海にそそりたつダイナミックな崖が織りなす景観が見事な景勝地だ。 山麓にはエゾマツ、トドマツ、ミズナラなどが生え、ダケカンバの原生林も広がり、1964年に知床国立公園に指定された。オホーツク海の流氷がはぐくむ豊かな海洋生態系と、原始の状態を残した陸域生態系とが独特の自然環境をつくりだし、オオワシ、オジロワシ、トドなどの貴重な動物の生息地であることなどから、2005年7月、ユネスコの世界遺産に登録された。
知床でのマナーと注意 1.知床の野生動物へ近づかない! 野生動物とのふれあいには一定の距離が必要です。至近距離への接近は彼らにストレスを与える行為です。シカの場合、前足で蹴ったり角で威嚇たりすることがあり、ヒグマの場合も同様に威嚇してくることがあり大変危険です。知床の道路で野生動物を見つけても車から降りないでください。 2. 知床の野生動物には絶対に餌を与えない! 餌付けは野生動物本来の生き方を変える行為です。一度、人の食べ物の味を覚えた動物は、再び食べ物を得るため人間に近寄ってくるようになり野生を失います。ヒグマの場合、人の居住区まで移動し重大なトラブルを起こした例が過去にあり、後から来るビジターだけでなく知床地元住民の生活までも脅かす結果になります。また、捨てられたゴミから人の食べ物の味を学習する例もあり、絶対に餌付けやゴミの投棄はお止め下さい。 4.知床での車の走行はゆっくりと 知床国立公園内では多くの野生動物が道路を横断します。また、エゾシカの場合は道路脇の草を食べるために、キツネは道路上にある虫などの死骸を食べるために頻繁に現れます。彼らが交通事故に遭うケースは多数あり、ドライバーが注意して運転することで大半の事故は避けることができます。 5. 知床の植物を採取しない! 知床五湖など一部地域では、法的に植物の採取が禁止されているエリアがあります。禁止されていないエリアであっても植物の採集はご遠慮下さい。後から来るビジターも、知床に咲く花などを楽しみにしていることをお忘れなく。 6・キツネには触らないエキノコックス症という病気をご存知ですか?キツネが媒介するエキノコックスという寄生虫の卵を口から取り込んでしまうことで発症する病気です。発症まで何年もかかり、発症後は多臓器の障害を引き起こし発見が遅れると死亡に至ります。キツネには触らないで下さい。